7・08年の米経済成長予想を下方修正、景気後退は回避する可能性高い＝ＩＭＦ

［ワシントン　１７日　ロイター］　国際通貨基金（ＩＭＦ）は１７日、半期に１度の世界経済見通しを発表し、米経済について景気後退を回避する可能性は高いとの見方を示す一方、２００７年、０８年の成長予想を下方修正した。住宅市場の低迷、エネルギー価格高、雇用市場軟化が消費支出を抑制するなか、基準を下回る成長が長期化するとの認識を示した。　ＩＭＦは予想通り米経済の２００８年の成長見通しを前回予想の２．８％から１．９％に下方修正し、見通しへのリスクは下向きと指摘した。２００７年の見通しも７月時点の予想である２．０％から１．９％に修正した。

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